席上揮ごう大会、戦う相手は誰なんだ?
岡山県の会員の幼児から中学生までの会員の皆様は一か月後(2月14日)に開催される
「第38回岡山県児童生徒新春競書大会」に向け、練習を始めている方もいらっしゃると思います
今大会はコロナウィルス感染拡大防止のため、密集を避ける観点から人数を減らし一次審査で特賞候補となった人のみの参加となりました
つまりはとても狭き門で通常よりも通過人数は極めて少ない、ということです
揮ごう大会への参加は、それだけでも十分素晴らしいのです
また、残念ながら揮ごう大会へは出場できなかった会員の方も多くおられます
悔しい気持ちが生まれたら、それをお稽古にぶつけましょう
せっかくの機会です しっかりお稽古をしてレベルアップする努力してほしいと思います
さて、では何を目標にしましょう?
お習字の中での戦うべき相手は、「自分」や「自分の心」です
上手な人の作品を見て、刺激を受けるのはとてもいいことですが
落ち込んでも仕方ありません
けれど、そこから自分の字を良く見つめて
「どこを修正すればよくなるか」
「どこがお手本と違っているのか」
「前よりどこが良くなったか」
「先生から指導してもらった場所は直ったかな」
と一生懸命に考えてください
そして この冬の期間、揮ごう大会に出る、出ないにかかわらず
毎日コツコツ書く、を意識してみてください
忙しい毎日の中でも、1枚でも2枚でもいいので継続できれば
きっと一か月前の自分より良い字になっていることでしょう
今日の字が一番いい!と自信をもって揮ごう大会に行けるといいですね
そのためにもお稽古をコツコツと積み重ねていきましょうね!
![](https://www.shogei.or.jp/wp/wp-content/uploads/2021/01/shodoubag-1021x1024.jpg)
くじけそうになったり、今日は面倒だなぁと思ったら、
どこかで頑張っている仲間がいることを考えて「自分もがんばろう!」と
思ってくれたらと思います
関西書芸院のオリジナルバックを揮ごう大会の会場で見かけたら
「あ、あの子も一か月頑張ったんだな、お互い頑張ろう!」と心の中でエールを送り合いましょう
皆様の健闘を心から応援しています
日本の主要都市で緊急事態宣言が発出される中ですが、
手洗い、うがい、マスク、規則正しい生活を心掛けて免疫力を高めて
冬を乗り越えていきましょう!
(関西書芸院事務局)